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都市の人口の動きについて⑤

都市の人口の動きについて⑤

都市の人口の動きについて⑤

 総務省が公表している住民基本台帳人口より、都市(791市+東京23区=814団体)の人口の動きを調べてみました。今回は、20年前よりも人口が増加した都市と減少した都市の数を都道府県別に比較してみました。(平成10年3月31日以後に市町村合併が行われた団体については、被合併自治体の平成10年3月31日時点の人口を加算して平成10年3月31日の人口を算出しています。)

表:都市の人口増減について都道府県別の状況

順位

都道府県

増加した団体

減少した団体

合計

増加団体の割合

備考

1

東京都

47

2

49

95.9%

首都圏

2

沖縄県

10

1

11

90.9%

 

3

愛知県

33

5

38

86.8%

中京圏

4

神奈川県

15

4

19

78.9%

首都圏

5

滋賀県

9

4

13

69.2%

近畿圏

6

埼玉県

25

15

40

62.5%

首都圏

7

千葉県

23

14

37

62.2%

首都圏

8

静岡県

12

11

23

52.2%

 

9

大阪府

16

17

33

48.5%

近畿圏

10

福岡県

13

15

28

46.4%

 

11

栃木県

6

8

14

42.9%

 

11

三重県

6

8

14

42.9%

中京圏

13

京都府

6

9

15

40.0%

近畿圏

14

兵庫県

11

18

29

37.9%

近畿圏

15

石川県

4

7

11

36.4%

 

16

宮城県

5

9

14

35.7%

 

17

岐阜県

7

14

21

33.3%

中京圏

18

茨城県

10

22

32

31.3%

 

19

山梨県

4

9

13

30.8%

 

20

富山県

3

7

10

30.0%

 

21

広島県

4

10

14

28.6%

 

22

岡山県

4

11

15

26.7%

 

23

長野県

5

14

19

26.3%

 

24

群馬県

3

9

12

25.0%

 

24

奈良県

3

9

12

25.0%

近畿圏

24

鳥取県

1

3

4

25.0%

 

24

香川県

2

6

8

25.0%

 

28

福井県

2

7

9

22.2%

 

29

熊本県

3

11

14

21.4%

 

30

北海道

7

28

35

20.0%

 

31

愛媛県

2

9

11

18.2%

 

32

鹿児島県

3

16

19

15.8%

 

33

山形県

2

11

13

15.4%

 

33

山口県

2

11

13

15.4%

 

35

岩手県

2

12

14

14.3%

 

36

島根県

1

7

8

12.5%

 

37

和歌山県

1

8

9

11.1%

近畿圏

37

宮崎県

1

8

9

11.1%

 

39

佐賀県

1

9

10

10.0%

 

40

高知県

1

10

11

9.1%

 

41

福島県

1

12

13

7.7%

 

41

長崎県

1

12

13

7.7%

 

43

大分県

1

13

14

7.1%

 

44

新潟県

1

19

20

5.0%

 

45

青森県

0

10

10

0.0%

 

45

秋田県

0

13

13

0.0%

 

45

徳島県

0

8

8

0.0%

 

合計

319

495

814

39.2%

 

※ 公友監査法人作成

※ 首都圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県

※ 中京圏:岐阜県、愛知県、三重県

※ 近畿圏:滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県

 814都市のうち20年前よりも人口が増えているのは全体の4割弱の319都市、減っているのは495都市で、人口が減っている都市の方が多くなっています。

 人口が増加した都市の割合が最も高いのは東京都で、49都市中47都市で人口が増加しています。次いで割合が高いのは沖縄県で、11都市中10都市で人口が増加しています。そのほかでは愛知県、神奈川県の割合が高く、滋賀県、埼玉県、千葉県、静岡県は、過半数の都市で人口が増加しています。

 青森県、秋田県、徳島県の3県は、すべての都市の人口が減少しています。鳥取県、島根県、和歌山県、宮崎県、佐賀県、高知県、福島県、長崎県、大分県、新潟県の10県は人口が増加している都市が一都市だけある状況です。

20年間の動きをみると次のことがわかります。

○ 人口が増加している都市が半数を超えているのは8道府県にとどまっており、人口が減少している都市を多く抱えている道府県のほうが通常となっている。

○ 首都圏は、4都県すべてで人口が増加している都市が半数を超えている。特に東京都はその割合が高い。(ちなみに、東京都で人口が減少しているのは、青梅市と福生市の2市)

○ 中京圏は、人口が増加している都市が半数を超えているのは愛知県のみ、近畿圏では滋賀県のみであり、圏域全体でまんべんなく人口が増え続けているわけではない。

○ 三大都市圏以外で人口が増加している都市が半数を超えているのは沖縄県のみである。

○ すべての都市の人口が減少している県がある(青森県、秋田県、徳島県)。

 

 人口減少に対しては、市町村だけではなく都道府県も歯止めをかけるべく対応を図っていると思われます。一方、人口減少が進んでいる都市が多数を占めている現状を踏まえますと、都道府県においても、人口減少に対応した行政サービスの縮小や見直しを進めていく必要があると考えます。

 人口の動きに関する投稿は、今回で終了です。

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